プロローグ
※当記事はあくまでもピアスの開け方を指南するものではなく、実際にピアスを開けた経験をそのまま記述した記録がメインです。単なる1意見ですのでその程度にご参考にしてください。
突然ですが、ピアス開けたことありますか?
まだ開けたことのないけどちょっと興味がある?
多少は興味あるけど体に穴を開けるのには抵抗がある?
開ける気ないけど開けた人たちをケージの外から観測する気分を味わってみたい?
今回はそんな好奇心にお応えすべく、つい最近実際に開けたこの私がレポートさせていただきます。
はいということで閲覧ありがとうございます!ノイタン・ラクニエルです。
1月終盤にこのブログを立ち上げさせていただいて記事を書きたくてうずうずしておりました。
ところが立ち上げてすぐに緊急で別の用事が入りまして気がついたら立ち上げから3ヶ月ほど経ってしまいました😭
ラクニエルは知的好奇心が旺盛なこの私、ノイタン・ラクニエルが知的好奇心を満たすために様々なことを実際に体験してそれをレポートするブログです。
それではお楽しみください!Let‘s Play!
ピアスを開けようと思う経緯
ところで皆さんは自傷行為は好きですか?……………
大体は好きなわけないですよね!
ピアスを開けるとは自分の体に意図的に穴を開ける行為、つまり自傷行為です。
ではなぜ人はピアスを開けるのでしょうか?
・
・かっこいいから
・皆やってるから
だとしたら今の時代はピアスにしか見えないイヤリングとかイヤーカフ・ノンホールピアスなど
ピアスを開けずともピアス同等のことができるアクセサリーは山ほどあります。
そのようなファッション目的の動機だとしたら逆に問います。
むしろ最近はピアスを開けないでピアスっぽく見えるアクセサリーを好む人の方が多いのに
どうしてそこまでしようと思ったんですか?
きっと
やがてそれが「あ、ピアス開けたい!」と変化するのです。
これはあくまでも私の場合ですが、
「社会のシステムに甘えるだけの人生を辞めたい」・「より良い人生をかけてもっと戦いたい」
そんな気持ちが無性に「あ、ピアス開けたい!」と思わせました。
正直ピアス開けるって痛い?
よし、じゃあピアス開けようと思った時にまず初めに思うことといえば、
この際はっきりと結論を言います。
そして刺さってからは違和感もなく意外とあっさりと終わります。
その後ファーストピアスが刺さってから2時間くらいはイヤリングを締めすぎた時とよく似た違和感が続きます。
初めてのピアスが開くまで〜準備〜
さて漠然と「あ、ピアス開けたい!」と思ってから実際に開けるまでにまず最初に出てくる疑問
「んで、どうやって開けるんだ?」
人間である以上何事でもそうです。実際に動く覚悟を持ったこと以外はなんにも知りません。
ピアスを開ける方法は大まかに以下の4つがあります。
- ピアッサーで開ける
- ピアスニードルで開ける
- 安全ピンで開ける
- 病院で開ける
ピアッサー
ピアッサーはあらかじめ決められたファーストピアスがセットされた専用器具のトリガーを引いて
専用の針、またはピアスを射出して開ける方法です。
ピアスニードル
ふっとい注射針のような専用の針を自分のピアスを開けたい部位に刺して開ける方法です。
安全ピンで開ける
安く開けられる以外何のメリットもない方法です。
病院で開ける
いわゆる専門家に開けてもらうという方法です。
おすすめの開け方
この4つの中からはじめてピアスを開けるのにおすすめできるのは
「病院」
病院はスマホ購入時に損害保険プランに入った時のような安心感なので言わずもがな。
ピアッサーはよく
・
・ホールが不恰好
・ファーストピアスが決められてるから金属アレルギー回避には成熟が遅くなると言われてる樹脂製ピアスを使わないといけない
など散々言われてます。
確かにピアスニードルはピアッサーに比べるとピアスホールの成熟が早く綺麗なホールが作れます。
しかもファーストピアスを自分好みに選べる。一見いいことづくめです。
しかしピアスニードルだと自分の手で直接針を刺さなければいけないというまるで宇宙のように途方もない不安と恐怖に苛まれます。
その上揃える必要のある道具の数が多く恐怖と出費のサンドウィッチが出来上がってしまいます。
試すならぜひ2回目以降にした方が良いでしょう。
安全ピンはピアスニードルよりも
ピアッシング
なおここからのレポは全てピアッサーで開けた時のものとなります。
初めてのピアスが開くまで〜開通〜
2日にも及ぶ事前下調べも終わって無事に手元にピアッシングの役者も揃いました。
今回揃えたのは以下の通り。
- ピアッサー(ぷりぴあ)
- 消毒ジェル(ノンアルコール)
- 保冷剤
ピアッサー
ピアッサーは樹脂ピアスなことを躊躇いながらもぷりぴあさんを選択。
瞬間ピアッサーではないのでピアスを射出するのではなく針に通されたピアスを差し込む方式。
瞬間ピアッサーは一瞬で終わる代わりに金属ピアスしかないので開けたらびっくり!金属アレルギーでした
の恐怖があるのでどちらにせよこちらを選んだ方が安全という判断から。
消毒ジェル
消毒ジェルは普通にAmazonのコチラも併せて購入でおすすめされていたやつを購入。
傷口に染みることになるので可能な限りアルコールタイプは避けよう。
保冷剤
保冷剤はピアスを開ける前に開ける箇所(今回は耳たぶ)に当てることで痛覚を鈍化させる目的で使用する。
季節も2月だったということでお店になんて売ってなかったので目についたケーキ屋でケーキを買って入手。
そのままでは衛生的ではないので使用前に手持ちのアルコール除菌ティッシュで拭き取りを行いました。
その他用意するもの
上記3つ以外にも鏡・マーキングペンが別途必要になりますが、
今回鏡は持ち合わせのスタンドミラー、マーキングペンはメイク用のアイラインで代用しております。
いざ開通!
まずは保冷剤で開ける箇所(今回は耳たぶ)をキンキンに冷やして痛覚を鈍化させます。何気にこの時点でついに始まった感がありますのでちょっと緊張…
キンキンに冷えやがったら消毒ジェルで開ける箇所を消毒し、開けたい大体の位置にマーキングペンで印をつけます。
あとはピアッサーを開ける箇所に当てて貫くだけ…
………
1分経過
………
2分経過
………
3分経過
………
4分経過
………
5分経過
………
こ、怖すぎる…!
こんな感じにピアッサーのトリガーを引いてはみどしてはを繰り返し続けていたら、ある時不意にピアッサーの針が耳たぶに触れるちくっと痛む感覚…
ピアッサーのトリガーは再利用対策で返しがついているのである程度進むともう後戻りできない仕様となっています。もう覚悟を決めるしかありません。
はぁぁぁぁあ!もう後戻りできねぇ…!ウォリァァア!
と一思いにトリガーを引き切ります。
あらびっくり!前述の通り、針が開ける箇所にあたってる時は痛いのに刺さってからはまるで何も感じない…
あまり実感は湧かないけど鏡と開けた箇所に感じるイヤリング閉めすぎた時のような感覚がピアスを開通した実感を感じさせる。
ファーストピアス生活
まずはお手入れについて
ファーストピアスが開いてからは
ですがどうしても生きている以上はピアスホール付近が汚れたりします。
外して掃除もできないのでピアスホール安定まではずっとよくボディソープを泡立てて泡でよく洗ってあげるのと、除菌ジェルでホール周辺を掃除する必要があります。
続いて生活について
開けてみてわかることといえば結構ピアスを開ける前のような生活ができないことが多いです。
例えば寝る姿勢。ファーストピアスをしている間は特にピアスとピアスホールへの刺激は厳禁。(あとシンプルに刺激すると痛むことがあります)
可能ならばピアスを開けた箇所を上にして眠るなどの工夫がどうしても必要になってきます。
お風呂の時も衛生上できる限りシャンプートリートメントの流し残しがピアスホール周辺に残らないようにしたいので
特に今まで頭から洗わなかった場合は頭から洗うことを意識する必要があります。
耳ピアスの場合はドライヤーやヘアセットする時も注意が必要です。
ドライヤー・ヘッドセット中に不意に髪の毛がピアスに絡みついて引っ張ってしまうことがあるので
しっかり庇いながら作業する必要が出てきます。
ファーストピアス卒業
ピアスがスムーズに前後に動かせて回せるようになった頃合いがファーストピアスの卒業タイミングです。
今回は約1ヶ月ほどでその段階まで完成したので外すことに。そう、これが悲劇の始まりだとも知らずに…
早速外そうとするとファーストピアスのキャッチ(ピアスを固定するためのパーツ)がファーストピアスの外れ防止の返しになってるとこに引っかかって取れない。
15分くらい格闘してようやく外すことに成功するも、外したピアスに体液が…
そう、格闘したことが原因でピアスホールを傷つけてしまったのです。
この状態でアクセサリー屋さんとかで売ってるオシャピをつけると感染症になる可能性があり危険です。
ということで泣く泣くセカンドピアスとしてガラスピアスを長らく着用することに…
正直に言います!
悪いことは言いません。ファーストピアス外せそうと思ったらとりあえず
セカンドピアス生活
不本意なところもあったがとりあえずファーストピアスを卒業してセカンドピアスに。
正直な感想を言うとガラスピアスの付け心地はめちゃくちゃいいです。
表面が樹脂ピアスと違ってツルツルしておりスムーズに入ってくれたりとかなり良いです。
とにかくピアスホールを傷つけてしまったらファーストピアスの時と同じ、
スムーズに前後に動かせて回せるようになるまで安静です。
ちなみにセカンドピアスをした後でピアスホールから出血&ピアスホール付近が腫れてしまいました。
これは傷ついたピアスホールに細菌が侵入して炎症を起こしているのが原因らしく、
もっと悪化すると膿が出るようになる非常に危険な状態です。
膿が出てしまうと最悪ピアスせずに毎日抗生物質入り軟膏での消毒が必要になりますが
今回はそこまでには至らなかったので抗生物質入りの軟膏を塗りたくったボディピアスに付け替えることで様子を見ました。
結果元に戻ってきたのでよかったです。
ピアスを開けた後の世界
さこここからは実際にピアス開けてみてどうなったか?何か変わったかについてです。
まず1番わかりやすいところで言うと
なんでしょう、本当にイヤリングとか指輪みたいな簡単につけ外しできるアクセサリをしている時よりも
それはたとえボディピアスみたいなあからさまに簡素なものでさえも。
それは一見超えてはならない気がする壁を越えたという背徳感とか
痛い思いをしてでも手に入れた大切なものであることとか
覚悟をしないと手に入らない、そんな気持ちがそう思わせるのでしょう。
「ピアスを開けようと思う経緯」で説明したように…
エピローグ
以上が今回のレポートとなります。
ラクニエルでは毎回気になっていたことを実際にやってみる体験レポを中心にブログとしてレポートしています。
もし今回の気に入っていただけましたら、ぜひまたラクニエルへお越しください!
See you again…